慢性腰痛の原因は脳の機能低下⁉

本日は、慢性腰痛の原因についてお話します。

まずは、タイプを3つに分けます。

「タイプ1」 腰部脊柱管狭窄症

神経の通り道である脊柱管が何らかの原因で狭くなってしまう病気です。

神経が圧迫されて痛みやシビレなどの症状が起こります。

脊柱管狭窄症の患者の多くは60代以上で、高齢になるほど注意が必要な腰痛でもあります。

 

脊柱管狭窄症の症状 ステージ1

寝起きなどの身体の動かし初めに現れる重だるい腰の痛み

 

「椅子に座ってのストレッチで、関節と筋肉を和らげる」

<やり方1>

1  椅子に座り、足を肩幅に開きおじぎをする

2  腰のあたりが突っ張るのを感じるところで5秒間キープ

3  力を抜き元に戻る

<やり方2>

1  頭の後ろで手を組む

2  身体全体を後ろに下げる

3  お腹が少し伸びるのを感じながら、少しきつくなるところで5秒間キープ

4  力を抜き元に戻る

<やりかた3>

1  左に捻り、少しきつくなったところで5秒間キープ

2  右に捻り、少しきつくなったところで5秒間キープ

以上のストレッチを毎日行うと、

関節や腰回りの筋肉が伸ばされて、柔らかい関節や筋肉を維持できます。

 

腰部脊柱管狭窄症の症状 ステージ2

身体を後ろに反らすとズキッとした鋭い痛みと両脚のシビレ・痛みが起こります

狭くなった脊柱管を広げるには手術が必要ですが、体操などで腰全体を安定させて

神経の圧迫で起きる症状を軽減することはできます

 

「後ろ反らし腰痛の改善ストレッチ」

<やり方1>

1  仰向けになる

2  膝を軽く曲げ太ももに手を置く

3  おへそをのぞくようにゆっくり頭を持ち上げる

4  この状態を5秒間キープ

<やり方2>

1  両手を身体のわきに伸ばす

2  おへそを持ち上げるようにお尻を上げて5秒間キープ

この動作を繰り返す

背骨をあまり動かさないで行うと効果的です

明日は、タイプ2の腰椎椎間板ヘルニアのお話をします

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。

腰が痛くてたまらない

本日は、ぎっくり腰患者さんのお話です。

これまでに、3回ほどぎっくり腰を繰り返している患者さんです。

まだ若い女性の方でしたが、筋肉の緊張と歪みがありました。

痛みで少ししか前にかがめません。

上向きで寝るのも痛い状態です。

検査をしていくと、

原因は足にありました。

本人はびっくり⁉

 

ヒールを履くと腰が痛くなるので、履かなくなったり

毎日ストレッチをして、体のケアをしている患者さんでしたが、日頃の疲労はなかなかとり切れてないようでした。

セルフケアも何をするかより、どこをするかが大事なのでポイントをお伝えしました。

腰痛の原因には、精神的なストレスもあるので自分とうまく向き合っていくことが大事だと思います。

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。

重心から何が読み取れるか

本日は、身体の重心からわかることをお話したいと思います。

 

足を閉じてますぐにたち身体を前後に曲げます。より曲げやすい方に重心がきており、そちら側に身体が歪んでいると考えられます。

・体が前に傾いている人

胃・肝臓・大脳に負担がきている。ストレスがたまりやすい。

・体が後ろにそっている人

いわゆる反り腰の人です。腎臓に負担がきやすい。婦人科疾患にかかりやすい。ノイローゼ、腰           痛になりやすい

 

同じように左右に身体を曲げます。曲げやすい方に重心がいっており、そちらに歪んでいます。

・体が左に傾いている人

食欲旺盛。膵臓に負担がきやすい皮膚病になりやすい。

・体が右に傾いている人

食欲不振。肝臓に負担がきやすい。クーラー病になりやすい。

 

同じように体を左右に捻ります。捻りやすい方に体がねじれ歪んでいます。

・体が左に捻じれている人

シミができやすい。便秘、手足のしびれが出やすい。関節の痛みもでやすい。

・体が右に捻じれている人

尿が近い。関節に痛みが出る。下痢になりやすい。

 

と、言った特徴があげられますので参考にしてみてください。

 

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。

「呼吸」のコントロール方法

本日は、1日2万回している「呼吸」のお話をします。

仰向けで寝て、肋骨の下半分を両手のひらで包み込むように触り、大きく呼吸してみましょう。

 

うまくできていないサイン8個

・息を吸うとき肋骨が手のひらを外に押す感覚がない

・胸や肩が大きく上に持ち上がる

・あごがあがる

・背中が反る

・首の前側に筋ができる

・息を吐いた時にお腹がへこむ

・手足や肩に力が入る

・息を吐くときに肋骨が中に入る感覚がない

 

できているときのサイン

・息を吸った時にお腹と胸がほぼ同時に膨らみ、肋骨の下半分は外に広がる

・息を吸った時に脇腹や腰、背中に酸素が行きわたる感覚がある

・息を吐いた時に肋骨が中に入る感覚がある

・息を吐いた時にお腹が力んだ状態でへこまない

・リラックスしながら呼吸することができる

 

<トレーニング>

・吸う息の倍以上の長さで息を吐く

目安は20回くらい連続で行ってください

・うつ伏せになって深く呼吸する

わき腹や腰、背中に酸素が行きわたるイメージで20回くらい連続で行ってください

 

毎日、毎年、一生行う呼吸だからこそ今一度見つめなおし、乱れていたコントロールをしてみましょう。

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。

呼吸を意識する

本日は、人間が一日に2万回している「呼吸」についてお話します。

現代ではその呼吸が知らず知らずのうちに乱れてしまい、身体に様々な影響を与えています。

人はリラックスしているときは呼吸は深くゆっくりとなり

不快なことや不安があると呼吸が浅く速くなる、傾向があります。

ストレス社会と言われる現代においてどちらの呼吸が多いかは想像がつくと思います。

後者の方は、自然と力が入ってしまいます。

このように力が入った状態で1日2万回の呼吸をしていたら、リラックスしているときと比べて身体は明らかに疲労しています。

疲労することで筋肉や心の緊張がさらに強くなり、継続的に正しい姿勢を保てなくなったり、イライラするなどパフォーマンスの低下につながってしまいます。

つまり、持っている身体能力をフルに発揮できないという状態になってしまいます。

自分の呼吸の仕方に気づき、コントロールできるようになることが大切なのです。

 

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。