「呼吸」のコントロール方法

本日は、1日2万回している「呼吸」のお話をします。

仰向けで寝て、肋骨の下半分を両手のひらで包み込むように触り、大きく呼吸してみましょう。

 

うまくできていないサイン8個

・息を吸うとき肋骨が手のひらを外に押す感覚がない

・胸や肩が大きく上に持ち上がる

・あごがあがる

・背中が反る

・首の前側に筋ができる

・息を吐いた時にお腹がへこむ

・手足や肩に力が入る

・息を吐くときに肋骨が中に入る感覚がない

 

できているときのサイン

・息を吸った時にお腹と胸がほぼ同時に膨らみ、肋骨の下半分は外に広がる

・息を吸った時に脇腹や腰、背中に酸素が行きわたる感覚がある

・息を吐いた時に肋骨が中に入る感覚がある

・息を吐いた時にお腹が力んだ状態でへこまない

・リラックスしながら呼吸することができる

 

<トレーニング>

・吸う息の倍以上の長さで息を吐く

目安は20回くらい連続で行ってください

・うつ伏せになって深く呼吸する

わき腹や腰、背中に酸素が行きわたるイメージで20回くらい連続で行ってください

 

毎日、毎年、一生行う呼吸だからこそ今一度見つめなおし、乱れていたコントロールをしてみましょう。

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。

呼吸を意識する

本日は、人間が一日に2万回している「呼吸」についてお話します。

現代ではその呼吸が知らず知らずのうちに乱れてしまい、身体に様々な影響を与えています。

人はリラックスしているときは呼吸は深くゆっくりとなり

不快なことや不安があると呼吸が浅く速くなる、傾向があります。

ストレス社会と言われる現代においてどちらの呼吸が多いかは想像がつくと思います。

後者の方は、自然と力が入ってしまいます。

このように力が入った状態で1日2万回の呼吸をしていたら、リラックスしているときと比べて身体は明らかに疲労しています。

疲労することで筋肉や心の緊張がさらに強くなり、継続的に正しい姿勢を保てなくなったり、イライラするなどパフォーマンスの低下につながってしまいます。

つまり、持っている身体能力をフルに発揮できないという状態になってしまいます。

自分の呼吸の仕方に気づき、コントロールできるようになることが大切なのです。

 

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。