『台風』で体調不良になってませんか?天気痛かも

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本日は、『天気痛』についてお話します。

日本にも多大な被害をもたらしている台風ですが、頭痛やめまいなど、健康にも悪影響を与えることがわかっています。

天気痛で悩む人は少なくありません

台風の前は要注意!

 

●天気痛が起きる理由

その人がもともともっていた症状が、天気による気圧の変化で顕著に表れる状態を「天気痛」と呼びます。

多く見られる症状としては、頭痛、乗り物酔いのようなめまい、眠気、気分の落ち込み、古傷の傷みがうずくといったものがあります。

「人間の耳の奥(内耳)には、外部からの気圧の変化を感じとるセンサーのような部分があると考えられています。

内耳の平衡感覚に関係する前庭神経は、気圧変化に対して興奮。その結果、交感神経の活動が活発になり、心拍数や血圧が変化して、天気痛を引き起こす」

 

●激しい台風が増えている

近年、激しい台風が増えていることで、天気痛を訴える人も増えています。

「台風は急激な気圧変化をともなうので、頭痛などの症状も強く出る傾向があり、

日本の近くで生まれるようになった台風は、近い分だけパワーも膨大です」

 

●更年期障害やPMSとの関係も

「男性よりも女性の方が、頭痛や肩こりに罹患している人が多いので、

これらの症状がより天気の影響を受けやすいように思います。

また、更年期障害も天気の影響を受けること、PMSと気圧変化が重なると症状が悪化しやすいです。

自律神経が男性に比べ脆弱なこともあり、冷え性も多く、気圧だけでなく温度の変化にも影響を受けやすくなります」

 

 

●台風がくるときの対策は?

・気圧が下がる前に酔い止め薬を飲むこと。

「乗り物酔いしたときの、気持ちが悪くなる、頭痛、吐き気などの症状は、天気痛の症状そのものです。

原因が内耳の感覚の乱れからきているところも同じです。

ただし

患者さんの抱えている症状や、飲んでいる薬との相互作用などの危険性もあるので、まずは医師に症状を伝えて、薬剤師さんに相談して購入するようにしてください」

 

・耳をマッサージする

 

耳全体を優しくマッサージするのもおすすめです。

「耳の周りの血流が悪いと、内耳の中にあるリンパ液も滞り、めまいや頭痛などの症状を引き起こすと考えられています。

耳たぶを半分にぽこっと折るだけでも効果があります。耳の真ん中から、縦に2つに折り曲げてみてください」

 

・天気痛耳栓を使う 耳栓をすることで不快感を緩和する方法も。

 

「天気痛耳栓も即効性があるので、活用して下さい。」

 

 

9~10月は台風のシーズンです。寝込んでしまわないためにも、事前の対策を心がけて下さい。

 

 

皆様に信頼される治療家を目指し日々精進します。

 

 

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