足指がうまく使えるとは?

本日は、足指をうまく使えるようになるメソッドをご紹介します。

 

■トーシューズポーズで「ながら」足指トレーニング

先日お伝えした「親指先端タッチ歩き」がうまくできない人は、足指がうまく使えていない。足指の本来の機能を目覚めさせるには、食事や本を読むときも、爪先を立てて座る「ながら」足指トレーニングが効果的です。(ふくらはぎを緩める格好、正座の格好)

 

 

■体の負担を小さくするには「幅」を狭め、受ける重力を最小に

猫背や腰が反って腹の出ているS字姿勢などは、上から体を見たときの面積が広がった状態。それだけ重力を受ける体の範囲が広くなり、身体への負担となる。理想は、横から見たときに耳と肩の位置が垂直にそろうことと。重心が骨に乗り、首や肩への負担が減ります。

 

■階段昇降  ~骨盤幅スタンス歩き~

歩き方を変えたほうがいい場所の一つが階段です。膝が痛い人にとって、階段の上り下りは大きな負担だが、歩き方で負荷を軽減できる。

ポイントは足の幅。ふらつきやすい人、手すりがないと怖い人は、足を体の中央、一直線上に足を出す「モデルウォーク」になっていることが多い。足を骨盤幅より少し外側に出し、足裏全体をつけるように着地すると安定する。足の筋肉ではなく、背骨や骨盤を使って、身体を引き上げるように意識する。

次回は、降りるとき、上がる時、それぞれの具体的な注意点をお話します。

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。