自然治癒力を下げるもの

本日も、自然治癒力のお話です。

自然治癒力は人により高い、低いがあります。日本人は基本的に低いといわれます。

一つは栄養不足です

じゃあ、日本なら自然治癒力は高いと思われるのですが実はそうではないのです。

自然治癒力を、身体を守る兵士に例えると

外敵が入ってくると攻撃し、身体が壊れたら修復します。

現代社会は栄養豊富できれいな生活環境です

こういう環境では自然治癒力が働きにくくなります。

すると兵士は途端に怠けてしまいます。そして、いざというときに働けなくなってしまうのです。

つまり、豊かな都市化が現代人の自然治癒力を低下させているのです。

もう一つは薬です

薬の中でも「抗生物質」は、身体に進入した細菌を破壊する作用を持ち、多くの人命を救ってきました。

この「抗生物質」は、自然治癒力の作用と同じなのです。

これも兵士をなまけさし、自然治癒力を低下させます。

自然治癒力が低下すると能力の「低下」だけでなく、能力の「異常」もおこします。

花粉症やアレルギーなどは、異物に対して過剰に反応した状態なのです。

次回は、自然治癒力を高める方法についてお話します。

 

皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。