本日は、腰痛患者さんの『やっていいこと』『ダメなこと』のお話をします。
患者数が2800万人と言われる腰痛は、抜本的な治療法が限られるのが悩ましいところです。
もしかしたら解消策は、病院や整骨院などではなく、日常生活のなかに見出せるのかもしれません。
患者さんの話をすると、
手術をしなければいけない状況の腰痛持ちの方でも、朝晩のストレッチだけで腰痛が改善した方もおられます。
腰痛に関する最新の研究とともに、日常生活のなかで「やっていいこと」と「ダメなこと」をご紹介します。
最近の様々な研究結果から、腰痛が起きたときには安静にするよりも、普段通り動いたほうがその後の回復が早いことが分かってきています。
世界の多くの国の診療ガイドラインでも同様です。
ここから考えられるのは、痛みから腰を庇うために取る姿勢や行動は、腰痛改善を悪化させる可能性が高いということです。
腰痛持ちの人は、背筋を伸ばすと痛みが起きるという恐怖感から、だんだん前屈みになり、狭い歩幅で歩きがちです。
慎重に歩こうと歩幅を小さくすると、歩くスピードが落ちて、逆にバランスが悪くなります。自転車をゆっくり漕ぐとバランスを取るのが難しいのと同じです。
良い歩き方とは、
歩く姿勢は、頭のてっぺんを天井から糸で吊るされているようなイメージで真っ直ぐ立ち、腕を90度に曲げて大きく振るように心がけます。
その腕の振りで自然に出る歩幅が理想的です。腕を大きく振ると上部体幹の柔軟性が養われ、何かにつまずいたりしても転ばずに踏ん張ることができます。
どれくらいの歩幅が適切なのでしょうか、
体格にもよりますが、横断歩道の白線をまたぐくらい(約45cm)を目安にする。足の裏で地面をしっかり蹴るように歩くと、ふくらはぎの筋肉が鍛えられて血行とリンパの流れが良くなり、腰痛予防に繋がります。
足踏みの延長戦で歩いてください。
ただし、大股すぎるのも要注意です。
歩幅にばかり気を取られ、大股になりすぎると、足ではなく腰の振りが大きくなり、負担が増えてしまいます。
腰に負担がかかるので腰痛を感じます。
身体が機能的に使えると腰の負担が減るので腰痛を感じにくくなります。
あおぞら整骨院では、機能的に使える身体になって頂けます。
結果、
あなたの症状は改善していきます。
皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。
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