本日は、ストレッチは冷え、動脈硬化に効果ありって話をします。
運動の前後にやることが多い「ストレッチ」。
体の柔軟性を高めて運動時のケガを防いだり、運動後の疲れを取ったりする効果が知られていますが、
実はストレッチ自体にも「運動としての効用」があるらしいです。
■毎日1時間歩くと改善する
動脈硬化を改善するには食生活を改め、運動の習慣を持つことが大事です。
運動にもいろいろありますが、最も動脈硬化の改善作用が高いのは、ジョギングや自転車などの「有酸素性運動」です。
1日45分の自転車運動を週3日、6週間以上続けると、動脈硬化の指標となるPWVが明らかに改善することが分かっています。
「散歩やストレッチにも動脈硬化を改善する作用があります」
ジョギングや自転車はもちろん、ただ歩くだけでも運動には違いないです。
しかし、
ストレッチで動脈硬化が改善するとはどういうことでしょうか?
もちろん、ストレッチが重要なことは分かると思います。
本格的な運動の前後に行って体をほぐせば、運動中のケガや運動後の筋肉痛の防止につながります。
日常的に続ければ体の柔軟性が高まり
生活の中でケガもしにくくなります。
実はその体の柔軟性が動脈硬化と関係しています。
20~83歳の526人を対象にした研究から、
中高年層(40~83歳)の場合、
「体が硬い人は、柔らかい人に比べて動脈硬化が進んでいることが分かった」
そうです。
さらにストレッチは冷え性の改善にも効果があるようです。
冷え性の人にとって、冬はつらい季節ですよね。
冷え性の人は末端の血流が悪いため、手足の温度が低くなっています。
さらに、
「冷え性の人は動脈硬化が進んでいる」
というショッキングな事実も分かりました。
ストレッチによって血流が良くなると動脈硬化が改善するだけでなく、
冷え性も良くなるのかもしれません。
寒い時期はジョギングやウオーキングで外に出るのはつらいですが、ストレッチなら室内で気軽にできると思います。
確かに、
ストレッチなら運動嫌いの人でも続けやすいです。
さらに
冷え性や動脈硬化の改善作用まで期待できるとなれば、これはやらないわけにはいかないですよねー。
日々の積み重ねが大事ってことですね。
皆様に信頼される治療家を目指し、日々精進します。
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